またいつかバイクに乗ろう

またいつかバイクに乗ろう

くたくたになってクルマを運転する仕事帰り。対向車線から向かってくる古いバイクが目に映りました。私はそのバイクのライダーに向かって手の平を前にかざし、フロントガラス越しに挨拶を送りました。

私の挨拶に気がついたライダーは驚いたような嬉しいような表情を浮かべ、左手をグリップから離して元気良く挨拶を返すと、スロットルを大きめに開き、マイルドな排気音と油の匂いを残して後方へと走り去っていきました。

そのライダーは友人でした。最近はなかなか会うこともなく、電話やネット上だけでの交流が多くなってしまいましたが、一昔前は毎週末のように会って遊んでいた友人です。

3年前までは、私も彼と同じ古いバイクに乗っていました。休日は一緒に直したりパーツを交換したり、プチツーリングに出かけたりと、楽しい時間を共有していました。今でもあの頃に戻りたいと思いたくなるくらい、最高の日々でした。

ずっと続けばいいと思っていた日々ですが、それは叶いませんでした。仕事と家族の都合上、私はバイクを手放しました。手放したバイクのかわりに小さなスクーターを手にしましたが、それは私にとって“バイク”ではあらず、日常の足でした。

バイクを手放したことにより、友人と会うことは減りました。毎週会っていたのが、月に1回、3ヶ月に1回という具合になりました。帰宅中にすれ違う前にちゃんと面と向かって会ったのは、8ヶ月前だと思います。

彼のバイクを見たのはもっと久しぶりで、それは2年ぶりくらいです。私がバイクを降りたのを切欠に、彼は私の前ではバイクに乗らなくなりました。私がスクーターに乗るときも、彼は気を使ってか、セカンドバイクのカブに乗っていましたから。私がバイクを見ると、手放したことを後悔するんじゃないかと懸念していたのでしょう。

確かにその通りではありました。ですが、後悔を感じるのはまだ良いです。それよりも嫌だったのは、彼がまだバイクに乗っていることに対して、羨ましくて妬ましく感じてしまうのではないかと不安だったからです。

「そんなこと思うわけが無い!」そう言い聞かせてはいましたが、泣く泣く手放した手前、その思いを100%拭うことはできずにいました。

ですが、帰宅中に久しぶりに見たバイクに乗る彼の姿を見て思ったのは、安心感や嬉しさでした。3年前に私がバイクを手放した前と代わらず元気に走るバイク、そしてライダーアイテムに身を包んだ姿。「昔と相変わらずだなぁ」という気持ちでした。

私が望んでいたものを彼はまだ大切にできていることが嬉しかったです。それだけで、私の後悔の念はどこかにすっ飛んでしまいました。

私は小さなスクーターですが、今度彼のバイクと一緒に走りたいです。そしてあわよくば、またいつかバイクを手にして一緒に走りたいですね。

ジュークホンダCR-Z

突然の仕事キャンセルで訪れた休日

今週の日曜日は休日出勤で最悪! と思っていたのですが、お客さんの都合で急遽お休みになりました。

知らせを受けたのは前日土曜日の夜。仕事中止が決まったのは金曜日だったようです。であれば、もっと早くに連絡が欲しかったです。そうすれば日曜日に何をしようかという計画も十分に練れましたので。

まぁ、休みになっただけでもありがたいと思わないといけませんね。最近は休日出勤の連続でしたから。突然の仕事キャンセルとはいえ、体を休めるには十分助かるというものです。

というわけで家でゴロゴロして過ごそうと決めたのですが、妻がそうはさせてくれませんでした。

「仕事休みになったんでしょ? じゃあ、家具屋さんに行くわよ」

前々から約束をしてはいたのですが、それを今日にぶちこまれてしまいました。家具屋までの道のりは渋滞もしますし、正直億劫でしたが、妻の命令には逆らえませんでした(笑)

小学生のお姉ちゃんはその日外出しないというので、下の息子を家に残していくことができました。これだけでも肩の荷は大いに軽くなりました。息子は元気すぎてどこに行っても遊園地に言ったみたいにはしゃぎますからね(汗)

今回家具屋に行ったのは、新しいTV台を買うためでした。先日40インチの大きなTVを買ったのですが、それを置く台がちょっと小さく不釣合いだったため、買換えが必要だったのです。

TV台はある程度目星をつけていたのですんなりと購入できました。ですが、妻があれも見たいこれも見たいというものですから、それにつき合わされました。「折角きたんだからついでに」と妻は言っていましたが、あれはほとんど計画済みの行動でしたね。まるで野生の鳥が獲物を狩るがごとく狙いを定めてあれこれ買っていましたから。

家具屋で買い物を終えたら、子ども達にお留守番のご褒美としてドーナツをたくさん買って帰りました。

帰ったら私と息子とでTV台の組立です。息子とといっても子どもはただ横でちょっかいだしてるだけでしたが。

組み立てが終わったらTVを乗せて配線を取り回して、前のTV台を解体。これでようやく作業終了。疲れました。

全てが終わったころには夕時。お風呂で汗を流し疲れを癒してリフレッシュ。そしてようやく、念願のゴロゴロ休日を満喫することができました。

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